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京都の英語教員今井康人の英語教育の日々 リンクはご自由にどうぞ。


by yasuhitoi
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今年度のセミナー開始 まず大阪から最後は東京まで

 今年のセミナーは大小合わせて、11ほどオファーをいただいた。感謝している。
昨年度開発したSSCCとCOCで日本の先生方の授業の助けになればとつくづく思う。ノートとペンがあれば出来る授業。1人の教員に40人という生徒構成で成果を求められるここ日本。先進国でこんな授業体制を未だに行っている国はない。なのに誰もこの議論には参加しない。いや出来ない。現状を嘆く前に何とか手段を考えているのが、生徒のためだからだろう。僕が生きている間に、この授業体制が変わらなければこの国の教育は良くならないとも考えている。大学入試にも正面から取り組んでいる。現状に不満を唱えていても時間は過ぎていくだけだから、そんなことに時間をかけると当事者の生徒達が可哀想だ。今の小学校6年生くらいから大きな変化があるらしい。センターテストがなくなることは大きな改革だが、英語で交渉できる英語力をどう育成するかだろう。
 発信力を磨くには、多くの英語表現を多数内在化して再構成出来るスピードを速くすることである。つまり、英語を自動化することに他ならない。
 連休の今、昨日から今日に書けて感動的な映像を多数見ることが出来た。自閉症の少年達の苦悩や世界で戦っているトップアスリートの努力、そして世界的なサッカーコーチの手法などとても勉強になっている。今日の学びは以下の通り。
 1 言葉は言霊(ことだま)である。どんな言葉を発するかで人は変わることが出来る。
 2 自閉症の患者さんからの言葉。思いは同じ。ただ、コミュニケーションの手段を自由に使うことができない。自分の意志とは関係なく動く自分の体が辛い。だから、他人の視線が怖い。一番幸せなのは自然と一体になるということ。そして、両親の笑顔を見ることが出来ること。そして自分が家族の荷物になっていないかとても心配であること。
 自閉症の方々の気持ちの一端が理解できた。英語という言語習得を助ける仕事をしている自分にずしっときた。言葉は本当に理解し合えるコミュニケーションツールだ。

 授業の話題。4月29日(水)に大阪の金蘭会高校でセミナー講師をさせていただいた。70名の先生方にお話しした。終わってからメールを多数いただいた。ありがとうございました。中でも、最近苦しいことがあって、少し落ち込んでいた参加者の先生から、元気をいただいたという内容のメールをいただいた。今井の話が少しでも先生方のお役に立てれば幸いだ。
 5月17日(日)は名古屋でセミナーです。主催はアルクです。是非、名古屋でお会いしましょう。お待ちしています。申込みはこちら。http://ndsnet.com/alc-event/20150517/
 今回は、SSCCとCOCの手法についてじっくりとお伝えします。きっと授業が変わると思います。
 では、また。
 
Commented at 2015-05-04 20:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yasuhitoi at 2015-05-06 08:38
guestさん、頑張っていますね。
テーマを持って、自分の手法を確立するまで
試行錯誤です。英語教育は簡単ではありませんが、
それだけにやり甲斐があります。
本州に滞在している間に、多くのことを吸収すると
良いですね。応援しています。
by yasuhitoi | 2015-05-04 15:42 | 英語教育 | Trackback | Comments(2)