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京都の英語教員今井康人の英語教育の日々 リンクはご自由にどうぞ。


by yasuhitoi
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変化する英語教育

 英語の習得は難しいものではない。しかし、上手くいかないことも事実だ。英語を学ぶことはそんなに難しいことではない。テレビ、部屋、家、車それぞれの単語を英語で何というか。音と意味と文字で記憶にとどめることが出来れば効果的だ。言語なので、長期記憶になると実用的である。理解し、発信できればコミュニケーションは成立する。ただ、言葉は単純な挨拶のレベルから複雑な人の感情を表現するレベルへと進み、コミュニケーションの進化と深化が進む。人の感情を英語で表現するには難しい英単語や表現、イディオムの習得が必要となる。語法や文法も発信には必要なことである。一人の教員が40人の生徒を教えなければならない日本の現状。生徒指導をしながら、教科指導を行う。この難しさ。授業方法は簡単ではないが、コンセプトをしっかりと持ち、適切な教材とその使い方を正しく行えば、かなり良い授業が出来る。もちろん、教員の英語力は必須。効果的な授業構築を行うと教員の英語力も向上する。
 理解・内在化・発信は重要なコンセプトである。さらに、Q&A,Summary, Opinionも重要なキーワードだ。基本的なコンセプトに教材を合わせて、作り込んでいく。必要なハンドアウトは何か。必要最低限の教材を用意し、生徒は自分がどこに向かっているのか理解できることも大切だ。
 基本的なコンセプトが確立していれば、後は効果的な授業方法を共有できれば良いのである。
 では、また。
by yasuhitoi | 2014-10-19 22:03 | 英語教育 | Trackback | Comments(0)