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京都の英語教員今井康人の英語教育の日々 リンクはご自由にどうぞ。


by yasuhitoi
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英文をどこまで使えるようにするか

 英語学習は、英語を理解し、内在化し、発信できるようにすることを目標にしている。そこがぶれない限り、英語の授業は活性化するはずだ。さて、英文を理解→内在化→発信のプロセスを理想的に描いた本が「英語を自動化するトレーニング基礎編・応用編」である。全国の先生方から嬉しい声をいただいている。夏休みの課題に、基礎編は威力を発揮する。特に、英語の勉強が分からない生徒にはじつに効果的である。淑徳巣鴨中学校・高等学校でも採用いただき、感謝している。基礎編から応用編へと移行するころには、かなり英語の習得方法も理解されていることだろう。CDも付いているが、発信場面の指導にも効果的だ。笑い話しを英語で行うには、臨場感が必要だが、そこも上手く出来ている。是非、英語学習に苦手意識を持っている生徒さんにご紹介いただければと思う。必ず、良い効果が見られるだろう。僕もこの夏は、英語の苦手な生徒に基礎編、中級から上級生徒に応用編を使ってあげたいと思っている。夏休みこそ、まとまった内容の一冊を終わらせて、生徒に自信を付けさせたいと思っている。
 テストの時期になっている。皆さんはどんなテスト問題を作成しているだろうか。テスティングはとても難しい分野である。指導と評価は常に結びついたものであり、そのテストを見れば、その指導が見えてくるものである。授業さえも見えてくることがある。さて、正常な平均点は何点だろう。
 生徒がどの程度、既習事項をマスターしているかを見る場合と、実際の実力がどの程度あるのかを見る場合とやはり分けられるだろう。僕は、定期考査の平均点が7割から8割が妥当であると思っている。生徒のやる気と実際の習得を考えるとき、やはり、7割くらいが良い。ただし、正当に勉強に励んでいる集団に対してである。勉強もろくにしていない集団に対しての7割は高すぎる。やはり、普通に頑張るクラスには、7割以上得点してほしいのである。その方が、生徒の学習動機は上がると思っている。
 さて、来週はテスト週間だ。面白い問題を作りたいと思っている。
by yasuhitoi | 2014-06-22 16:27 | 英語教育 | Trackback | Comments(0)