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京都の英語教員今井康人の英語教育の日々 リンクはご自由にどうぞ。


by yasuhitoi
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TM原稿作成の日々

 原稿作成の日曜日。従来のTMではなく、本当に先生方のお役に立てるTMを目指して
執筆している。辞書、辞典、参考図書、ネット検索などなどで、机の周りは本だらけに
なってしまう。これが、何となく嬉しい。函館の家には、ダイニングテーブルが僕の
書斎になり、対面キッチンにおいてあるので、家人と話しをしながらの執筆が続いていた。
 今は札幌のマンションに二女といるので、リビングの机と椅子が書斎になっている。
今日は一日、書き続けた。いつもなら、疲れ果ててしまうのだが、10時30分なので、
このブログを終了したら、少しだけ、書こうかなと考えている。
 さて、膳所高校での研究会では、香住ヶ丘の永末先生にお会いできて、嬉しかった。
いつもながらにお元気そうで何よりだ。毎週のように、どこかで発表している。上智大学
での発表も聞きに行きたいが、来週末は福岡なので、また次回に楽しみはとっておこう。
CLILの成果がどのように方向に向かっているのか、検証を待っている。よく学習者の
動機付けが話題になっているが、言葉の習得では、緻密にルールを理解し、言語を使用す
る段階で、そのルールを意識しなくても正しい運用方法の中で正しい英語が生み出されれ
ば、シンプルな意思伝達は可能であろう。目指すのは複雑な内容をいかに正確に伝達でき
るかであろう。それには、緻密な英文理解が不可欠である。
 ここ2年くらい、最難関と言われる大学の入試問題を教材にする機会が多いのだが、構文
分析と共に、各段落がどのような役割を果たしているのか、その流れが理解されれば、
長文読解の指標は具体化される。その中で、前置詞などがもつ役割や機能、そして倒置や
省略による話者の意図等を確実につかむことができるかどうかも重要な側面である。
 例えば、The 比較級SV, the 比較級SVの英文の前文が条件節で、後半が帰結節(主節)
であるとの認識を持っている英語学習者は少ないのだが、そのことを理解しておくと文章
理解におおいに役に立つのだ。英語は奥が深い。文法大好き先生の一人が、ゼスター総合
英語(Z会)を熟読してくれている。監修者の僕でさえ、いつも傍らに置いて読んでいる。
Peter's roomは本当に秀逸である。是非、ご一読をお勧めしたい。
 滋賀県の石山高校で、「英語を自動化するトレーニング」が学校一括採用となった。
アルクの矢部さんから連絡を頂いた。嬉しい限りだ。北海道大麻高校の森田先生は、
英語道場を放課後開いている。そこでのテキストに自ートレ応用編を採用いただいている。
英検準1級合格者が出ているという。必死で音読をしている生徒さんの写真を見せていた
だいた。この本で英語力を高めていただければ、最高の思いだ。何しろ、英文には相当の
時間を使った。編集の木下さんとの粘りの勝利だろう。良い物を作るには、情熱が必要だ。
 さて、北の英語大学、第1回が来年早々、行われる。時期が時期だけに、参加される
先生はかなり限られるだろうが、正月早々、豪華なメンバーである。何しろ、立命館大学
の山岡先生が3日間、一緒だ。英語教育の生き字引と3日間、いるのだから、勉強にならな
いわけがない。きっと、参加した皆さんのご期待にそえると思う。今井も皆さんとホテ
ルに泊まり込む予定。じっくり英語教育について話しましょう。

部屋は、ホテル法華クラブ函館で、全てシングルです。
会場へも徒歩5分で行けます。冬の函館、寒くて、きれいです。場所は函館の真ん中です。
「北の英語大学」の開催について
--- 英語教育実践の達人達から学ぶ---
1.目的    
(1)豊富な指導経験を持つ英語教育実践者から授業改善のための手法を学び、その共有化を目指す。
(2)全国の英語科教諭のネットワークを構築し、英語教育の発展を目指す。
2.日時    
2013年1月
4日(金)13:30~16:45 懇親会18:30〜
5日(土) 9:00~16:30 夕食後、夜景見学予定
6日(日) 9:00~12:15
3.場所 遺愛女子高校(北海道函館市杉並町23−11)
(ホテル法華倶楽部函館より徒歩5分)
4.対象 全国の小学校・中学校・高等学校・大学・塾・専門学校・英会話学校の英語指導者
5.講師
・山岡 憲史(立命館大学教育開発機構 教授)
SELHi時、滋賀県立米原高校勤務、
検定教科書「Departure English Expression Ⅰ」代表執筆者、著書多数
「『英語が使える日本人』の育成のためのフォーラム2005」公開授業者
・市根井 恵子(函館白百合女子高等高校 教諭)    
フルブライト財団研修者選考委員, 総合英語ゼスター(Z会出版)共著
・瀬戸 伸晴(函館大学付属有斗高等高校 教頭)
総合英語ゼスター(Z会出版)著者
・臼田 悦之 (函館工業高等専門学校 准教授)
Hokkaido-a wonderful world-(文英堂)共著
総合英語ゼスター(Z会出版)共著
・ウェスリー・コリンズ (立命館慶祥中学校・高等学校 常勤講師)
SELHi時、函館中部高等学校研究員
・森田 裕 (北海道大麻高等高校 教諭)    
フルブライト財団研修者, 総合英語ゼスター(Z会出版)共著
・今井 康人  (立命館慶祥中学校・高等高校 教諭)
英語を自動化するトレーニング基礎編(アルク)
英語を自動化するトレーニング応用編(アルク)
英語を飛躍するレッスン(青灯社)
総合英語ゼスター(Z会出版)監修・執筆
Hokkaido-a wonderful world-(文英堂)共著
文部科学省検定教科書「Departure English Expression Ⅰ」執筆
6.テーマ「英語の基礎力を充実し、発信力をつける授業のための指導の工夫」
7.タイムテーブル 
1日目  
13:00~13:30受付
13:30~15:00臼田悦之講師によるセミナー
15:15~16:45山岡憲史講師によるセミナー①
2日目   
 9:00~10:30今井康人講師によるセミナー
10:45~12:15ウェスリー・コリンズ講師によるセミナー
13:00~14:30瀬戸伸晴講師によるセミナー
14:45~16:15 市根井恵子講師によるセミナー
16:30~18:00山岡憲史講師によるセミナー②
3日目  
 9:00~10:30 森田裕講師によるセミナー
10:45~12:15山岡憲史講師によるセミナー③
8.費 用  
参加費5000円(書籍2冊含む)1泊朝食6,300円(各部屋はシングル・ホテル法華倶楽部函館・遺愛高校から徒歩5分)、1泊2食 8,400円、初日夕食代4,000円2日目昼食代 1,155円 お一人様19,855円、事務手数料145円 総額20,000円 (交通費別) 
9.主 催  北海道英語授業研究会(会員は北海道の高校教員が中心です。)
10.後 援・協 賛  後援 アルク・Z会・大修館書店 協賛「GTEC for STUDENTS」
11. 申込先  
㈱JTB北海道 法人営業札幌支店
TEL 011-251-2828 FAX011-251-3777
担当 福原  メールアドレス k_fukuhara749@hkd.jtb.jp
申込者氏名 (ふりがな)性別 年齢  ②住所・連絡先・学校名を記載の上ご連絡ください。
12.申し込み締め切り 12月20日(木)午後5時まで
13.申し込み定員 50名程度(最低開催人数 20名)
Commented by guest at 2012-12-10 17:25 x
こんばんは 北の英語大学 まだ数名の参加とのことで開催が~ と 福原さんが言っていました なんとか開催してもらいたいと思います
Commented at 2012-12-15 12:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yasuhitoi at 2012-12-18 20:34
guestさん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
15名以上の参加がありましたので、実施できます。
よろしくお願いします。
Commented by yasuhitoi at 2012-12-18 20:37
Zester英語の感想さん、コメント、ありがとうございます。
自然な英語の定着を目指し、今後も研鑽していきたいと思います。
若い先生方は優秀な方が多いので、これからの英語教育は
変わっていくものと信じていますし、その方向に行くように
努力していきたいと思います。
by yasuhitoi | 2012-12-09 23:14 | 英語教育 | Trackback | Comments(4)