人生について考える
2012年 06月 17日
その一瞬の連続の中で人生は流れていく。ただ生きるだけなら、ただ流れるだけなら
それも人生なのだろうが、ふと立ち止まる瞬間がある。これで、良いのかな。その時
その時に自分の何かをかけて皆、生きている。その時、その時の感覚の中で、ベストの
選択をしているのだが、時にその選択が間違うときもある。失敗を学びながら、一歩ず
つ歩いていく。
授業の一つ一つに心を込めて、生徒の中に入って、共に学んでいく。50分の授業が
終わった後、目標に向かって正しく前進したか、いつも自分に問うている。廊下を歩き
ながら、今日の授業について考え、次の授業に向けての準備を考える。
授業準備が上手くいけば、授業も成功する。準備が全ての成功の鍵を握る。手を抜い
ている教員はいない。楽をしている教員なんていない。皆、全力で生きている。だから、
自信を持って、自分の学校を薦めることができるのだろう。
良い教材を選ぶことが、良い授業に繋がる。四技能統合型という言葉がある。何事も
バランスが重要だ。どうも英語教育では、何かに偏る傾向がある。バランスの良い考え方、
実践が今こそ、求められているように思う。何度も復習しながら、言語体験を重ねていく。
言葉の中にある、機能に触れていく。そこにあるルールに何度も触れることで、何が間違
いか理解され、ミスは減っていく。英語を話すという経験値が低いから話せないだけで
すぐに話せるようになるという先輩教員が多く存在していた。英語の基礎を徹底的に
マスターしておけば、いざというときに、問題ないのだと良く聞かされた。確かに、
語彙が豊富で、文法力があり、発音が良かったら、後はたくさん読んで、聞いて、使えば
何とかなるだろう。言葉の習得は、文字・音・意味の密接な関係の中で、その中に存在
するルールを学び、この言葉には、この言葉で答えることができるというパターンの積み
重ねで、言葉を学んでいく。授業で教えるには限界があるから、授業外で生徒が行う学習
法が正しいか自分でコントロールできるようにしてあげることが大切になるのだ。
内容をよく考えて、理解し、声に出して、内在化し、再構成で発信力を深める。この繰
り返しで子どもも大人も言葉を覚えていく。理解、内在化、再構成、発信この四つには
必ず、「思考」が伴っている。人は考える葦なのだ。考えるから人間なのだ。思索の中から
人は何かをつかんでいく。言葉は思考の手段、豊富な言葉は、表現力を豊かにし、思索を
深めていく。
悩める人間を救ってきたのもまさに「言葉」なのかも知れないと最近思っている。
では、また。

