人気ブログランキング | 話題のタグを見る

京都の英語教員今井康人の英語教育の日々 リンクはご自由にどうぞ。


by yasuhitoi
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

新しい教科書とジュネーブでの会議から

 新しい教科書ができた。英語表現1「Departure」(大修館書店)である。筆頭執筆者は
山岡憲史先生(立命館大学)だ。僕も執筆者の一人として、3年間、東京に通った。編集の
方々にもお世話になった。素晴らしい先生方とハードな時間を過ごした。編集会議は
深夜に及ぶこともしばしばだった。全ては生徒のためだった。いい教科書ができた。気合い
が入っている。随所に隠された仕掛けの数々。じっくり見ていただければ、時間のかけ方、
内容の深さにお気づきになるであろう。英語表現は英作文だけではない。読み、聞き、書き、
そして発信する教科なのだ。理想をとことん追求した教科書である。単にグラマーを鍛える
だけのものでもない。(見本が必要な先生は是非、大修館にお問い合わせください。すぐに、
対処してくれます。)多くの生徒達の助けになれば本望だ。僕たちの苦労の集積を、宝石の
ような工夫の数々をお楽しみください。他にも書きたい教科書のことがありますが、こちら
はまた、次回のお楽しみに。
 さて、ジュネーブでのサミットの様子から特徴的な部分を伝えたい。
 僕が訪問したインターナショナルスクールは生徒数1400名で制服もあり、規律正しい学校
であった。そこで目にしたのは、生徒達の輝くような瞳と向学心に満ちた様子だった。
 全ての生徒がIpadを持っている。使い方は様々だった。一番驚いたのは、音楽の授業。
全てのIpadをミキサーにつなぎ、ガレージバンドを使って、一人一人が楽器を演奏する。
指揮者の生徒が出てきて、タクトを振り下ろす。美しいカノンが響く。一人一人の役割が明
確でパーカッションからストリングスまで、自在に音が出てくる。Ipadオーケストラの完成
である。音を作り出すという行為自体が楽しいのに、それをIpadで行ってしまう。驚嘆の声が
上がる。見学者の先生方は世界各国から来ている。日本からの出席は、僕とアップルジャパ
ンの山口さんだけである。日本で一番最初に、このオケを見たたった二人の日本人。初日から
度肝を抜かれた。生徒達は学校独自のIpadカバーをしている。かっこ良い。もちろん、色々な
教科の授業を見て歩いた。続く。
詳しくは動画も参考にしてください。http://www.youtube.com/watch?v=C8xOI1JsX-Y
 では、また。
 
Commented by guest at 2012-05-14 20:00 x
こんばんは ジュネーブでの会議有意義だったようですね
教科書の見本取り寄せてみます 大使館には縁がありますから

今井先生のセミナー 喜んでご協力いたします


毎日が勉強ですね
Commented at 2012-05-18 13:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by yasuhitoi | 2012-05-14 00:56 | 英語教育 | Trackback | Comments(2)