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京都の英語教員今井康人の英語教育の日々 リンクはご自由にどうぞ。


by yasuhitoi
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札幌から帰ってきました

 札幌から帰ってきました。
 中身の濃い2泊3日でした。

 今までの集大成になる部分と今回はペアワーク音読の実践方法を
紹介しました。今回の研究集会は、非常に伝統のあるもので、
43年、続いてきました。講演者には、かの国弘先生も講演を
したことのある研究集会です。テーマは次の通りです。

第43回全道外国語教育研究集会
テーマ すべての子供に外国語を学ぶ喜びと平和な未来を開く力を
「授業を楽しむ!教室が変わる!」
生き生きとした英語教育の創造を目指して
2010年1月11日(月・祝日)
会場 かでる2・7(550教室) 札幌市中央区北2条7丁目 
主催 北海道新英語教育研究会 
講演  9:45〜11:15 函館中部高校 今井康人

会場のかでるというのは、北海道弁で「人が集まる」という言葉から
誕生した名前です。さらに、この日は、長女が成人になるという日で、
いつになっても部活でいない、英語教育でいないというお父さんで、
今回も家族の役に立てませんでした。
家人には感謝です。

ハンドアウトは、最近の流れから一部作成しなおしました。
北海道でのプレゼンは久々です。昨年の夏はケンブリッジに
いましたので、夏休み中もプレゼンできませんでした。

ペアワーク音読は、単語編と英文編に分けて、ペアワークの実際を
行い、最後はRead and Look Upで英文を発話できるようにします。
実際に若い先生方2名にデモを行ってもらいました。題材は、
大阪大学の入試問題です。

クラスサイズが適切で、非常に話しやすい環境でしたので、まるで
教室で授業を行っているような雰囲気で行いました。

ペアワーク音読の後は、英語科組織論とこれからの英語教育の紹介で、
山口県英語教育フォーラムでも学んだディクトグロス、コピーグロスのお話。
さらに、岡山大学の高塚先生から学んだグラマリングとパラフレーズの
お話を入れながら、チームワークの重要性で終了しました。

トピックの間に、最近の僕の思いもどんどん入れましたので、最新の
内容になっています。その時その時で、新しいものを追加していくの
で、その時点の最新版になるのは当たり前ですね。

いつも共通しているのは、じつに楽しいと言うことです。英語教育の話を
しているとき、僕は本当に幸せです。

なぜか。

講演後、いつも何かが変わると実感するからです。
英語教育に携わる者が共通に持っている想いを感じるからでしょう。
夢を追いながら、実現に向けて行動していき、現実に大きな変化を起こせ
るようになりたいものです。

英語教員の一人一人が変わることで、いつの日か日本の英語教育が大きく
変わる日を楽しみにしています。

事務局の大道先生、本当にお世話になりました。そして、これから
マザーグースについて、いろいろとご教授ください。
by yasuhitoi | 2010-01-12 21:47 | 英語教育 | Trackback | Comments(0)