英文和訳の弊害
2009年 09月 12日
HCラウンドシステムを導入している高校が、ある模試で今までにない結果を
出している。中でも、SS60以上の生徒が倍増している。今までは、0だっ
たものが、今や二桁になろうとしている。英文和訳と決別し、音読・暗写を
軸に良質のタスクをどんどんさせている。英語を読んで理解できる、わかる
という小さな感動が、大きな結果に繋がっていく。
英語の何ができるようになることで習得したといえるのか、と僕はいつも
自問している。
英語ができるようになるということは、何ができるようになることだと考えて
いますかと中央大学の若林先生に聞かれたことがある。
英語の達人たちは、ある英語力を習得してからは、英単語帳を使って単語を
覚えたりはしない。多くの英文に触れることで、英単語を習得していく。それも
読んだり、聞いたり、話したりする中で、英単語を身につけていく。場面や状況
の中で英語を覚えることがじつは自然なことでしょう。
しかし、日本の現状で英語を学ぶことは、簡単なことではありません。英語に
触れる回数を増やしながら、徐々に習熟していくプログラムが有効なのです。
和訳で生徒を苦しめるのは、もう止めた方がいいのです。
言語習得は体験の積み重ねなので、英文を一度深く読んで終わ
りよりも、年度も何かを発見しながら、英文に接する方が、
言語習得に近いのではないかなと思います。R高校での成功は
大きな力になると思います。

