純粋な生徒が多く、まっすぐにこちらを見ている。この子達は伸びると感じた。まなざしがいい。
いい学校に来たと心から思っている。どこの学校にもすばらしい生徒たちがいる。自分は
一人しかいないから、ひとつの学校にしか勤務できない。だから、この学校で働けることがひと
つの出会いであり、じつに貴重だ。出会いは人生の宝といつも山岡先生(立命館大)は言
っている。本質をつく言葉は多くはない。
6月に本校では、久保野りえ先生に来てもらうことになっている。今からお話が楽しみなのだが
僕は東京で講演が一つ入っていた。これは参った。これは、久保野家に僕が行ったほうが良い
かもしれないなどと思ってしまった。雅史先生にも最近会っていないのでさびしい限りだ。
さて、本格的な授業のスタートが明後日から切られる。
生徒の英語力を最高域まで高めるために何をするべきか精査しながら、シンプルに力強く授業
したい。3年生とは、同じ船に乗っている気持ちだ。合格の二文字を一緒に喜びたいと思ってい
る。2年生は、じっくりと確かな英語力の定着を追求したいと思っている。音読して鍛える部分と
コミュニケーションしながらアウトプットする部分をバランスよく行っていきたい。音読・暗唱・暗
写で基礎力をつけながら、英文を再構築できる再生力や自分の言葉で話したり、書いたりでき
る発信力を鍛えたい。もちろん、発音は正しく正確にできるようにしたい。そして何より、自分で
考え、判断して、行動できる人になってほしい。
日本のリーダーになり、時機を逸しない人になってほしい。何が大切なのかを理解し、常に
正しい判断ができる人になってほしい。勇気を持って正義を実行できる人になってほしい。
もちろん大人がその模範を示さなければならないのは言うまでもない。
では、また。