原稿のチェックや執筆、時間がいくらあっても足りない。でも、一つずつ対処して
いく。一気に片付けることなどできない。ここで重要なのが、何からはじめるかだ。
時系列だけで進めていいとは限らない。仕事をしていない時間に、頭の中で何を考
えているかによって、仕事の進み方は違ってくる。寝る前や朝方にこれはという
いい考えに出会うことは多い。
人は本当に困ったら全力で考え抜くすべを持っている。苦労している人ほど、
その人の心は深いものだ。僕の持論だが、35才から45才の過ごし方でその人の
その後の人生の方向が決まってくるように思う。
その時期に真剣に向き合った仕事がその人の特性になることは間違いない。教育と
いう仕事もじつに複雑だ。経験がものを言う。授業も高校の教員だと1年間に、
450回くらいの授業を行う。それを、僕のような50才の教員は28年間続ける。
12600回、50分授業を行う。最近気がついたのだが、大まかな授業案を頭に
入れて、生徒の状況を見ながら授業を行う。can-do リストで確認しながら、生徒の
英語力の進捗状況をつかみながら、目標を達成していく。生徒が何をどれくらいでき
るようになったらいいのかをつかみながら日々の授業を行っていく。
この正月は、can-doリスト作成に多くの時間を費やした。他の仕事も佳境に入っ
て、じつに充実している。
このブログの更新後も、仕事は続く。長男が昨日のバスケ大会で、3位になった。
オール北海道大会出場権を手に入れた。白熱したゲーム展開に手に汗を握った。
何事もあきらめないこと、疲れても走ること、日々の練習をしっかりと行うこと、
くじけそうな自分と戦い、絶対に負けないこと。あくまでも科学的に考えること。
スポーツはいつも生きることの原点を教えてくれる。良き教科書でもある。
今年は自分の体も鍛えようと思っています。
では、また。