北海道の英語教員今井康人の英語教育の日々 リンクはご自由にどうぞ。


by yasuhitoi
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ゴールデンウィークに思う 「授業、命」 のプレゼント

 22才で英語教員になってから、55才の今まで、33年が経った。素晴らしい英語教員がいる中で、自分の至らなさに、情けなくも、周りの人たちの支えでここまで来たことも事実で、感謝せざるを得ない。目標となった先輩方、感心させられる後輩の皆さん、同じ年齢で努力を重ねる人たち。皆、何かと戦いながら今日まで、生徒のために「授業、命」で仕事をしてきた。
 今でも授業を振り返り、反省の日々だ。うまくいかないとき、何が原因なのか分析する。原因が分かれば、それに対処する。そのとき、多くの場面で、原因の多くは、英語教育や人生の本質に起因していることが多い。僕たち英語教員は常に、本質を追い求めている。
 人生の本質、人はなぜ生きるのか、人は何を求めて生きているのか、生徒の成長に何が必要なのか、英語の学びの基本は何か、英語ができるとはどういうことか、これからの人間に何が求められているのか、日本人は何を身につけるべきなのか、英語を使って何をするべきなのか、考えるべき事は山ほどあるが、常に本質を追い求めた方が良い。
 良い教育をしたいのならば、良い授業を重ねていくしかないのである。良い学校には良い授業があるのだ。良い授業のために必要なことは、教材研究の時間だ。そして実践して、振り返り、試行錯誤を重ねながら、本質を求めていく。すると無駄なものが落とされていく。残ったものが本質になる。
 英語の授業も今、何を何のためにしているのか。その道筋は、基本理念によるのである。理解、内在化、発信は33年の成果の集積だ。高1の授業も理解し、内在化し発信する活動を授業で行っている。理解には、文法語法を中心に内容理解を深めていく。内在化では、音読とバックトランスレーションを導入している。発信では、サマライズからリテリングし、連鎖意見作文(COC)で、発話と英作文を強化している。
 この基本は高3でも同じだ。どんなに難解な英文でも、理解、内在化、発信の原則を大切に授業を重ねていく。英語力が向上する生徒が多数誕生している。嬉しい日々が続く。感謝している。
 良い連休をお過ごしください。
 では、また。
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Commented at 2016-05-01 18:38 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 高橋みどり at 2016-05-08 20:34 x
今井先生こんにちは。私は今年度は教科指導の基本にたちかえるべく、主任をはずしてもらって勉強をし直しています。「授業命」の初心を忘れず、努力の年にしたいです。またご指導よろしくお願いいいたします。
Commented by 山本 at 2016-05-11 01:58 x
はじめまして、山本です。先日から興味深く、ブログを読ませていただいております。COCでは、生徒間で、添削をさせないのでしょうか。生徒は間違えやすいポイントを間違えるので、文法問題としても適当かと思いました。
Commented by yasuhitoi at 2016-05-14 18:43
guestさん、コメントありがとうございます。
言葉の持つ意味をかみしめながら、生徒が英語という言葉の力や意味や思いの表現として丁寧に学んでくれたら嬉しいと思っています。一緒に頑張りましょう。

みどり先生、コメントありがとうございます。
先生の熱意が日本中に広がっています。またお会いできますことを楽しみにしています。函館の北の英語大学セミナーでお会いしましょう。

山本先生、コメント、ありがとうございます。
COCはたくさんの英文を書くことが目的です。
fluencyを鍛えています。生徒の間違いやすいポイントは、教室で何度も言及しています。もちろん、文法問題も有効ですね。さらに、SSCCでaccuracyを鍛えています。こちらで、文法ミスの確認を進めています。いつか僕のセミナーでお会いしたいですね。ありがとうございました。
by yasuhitoi | 2016-05-01 09:50 | 英語教育 | Trackback | Comments(4)