美しい英文
2011年 02月 10日
読者の心を満たすでしょう。
最近の授業は、生徒の学ぶ意欲に火を付けることを目標にしています。英語を
遣いながら、内容を考え、さらに発展させていく。今日のレッスンでは、年老い
たおじいちゃんを老人ホームに入れるかどうかというシリアスな内容。それを
聞いていた孫娘が大反対する。母親はその子の言うことに素直に耳を傾け、我に
返る。おじいちゃんに家にいてもらうような決定を下す。
現在の日本でも起こりうる内容。ある生徒が言う。「お母さんは、幼い娘に
いつかは亡くなるおじいちゃんの死に直面させたくなかったのではないか。」
指摘が素晴らしい。その言葉から、英語で発展させる。
どちらが孫娘にとっていいのか、そしてその理由は、と全員に問い、3分後に
ペアで発表させた。いい答えが続出した。
文法がしっかりした英語は、はつらつとしている。音読で、基礎力を養い、
文法・語法・語彙の知識を強固なものにし、「読んでは話し、聞いては話し、
書いては話す」という実戦をしている。
話すという積極的な行為が積極的な英語学習に繋がるという仮説を論証したい
というのが、今の僕の思いでもある。
厳しいから楽しい、苦しいから楽しいのである。
では、また。
ZESTARでは,道民ならば「駒ヶ岳」といったなじみある場所の例文ならば,音読していても楽しいです。
今井先生のブログ楽しみに拝見しています。
さて 今井先生の言う「話すという積極的な行為が積極的な英語学習に繋がるという仮説を論証したい」
を是非群部の小さな高校でも実践して検証していただきたいなと感じております。
私は進学校に勤めたことや大・中規模校に勤めた事はわかりませんが、群部の学校で実践で成功すれば、また、これも1つの成功ですよね。是非の検証をお願い致します。
失礼致します。
日頃からいい英文に触れていることが、授業にも影響していくと
思っています。僕は、気がつくとABCニュースや映画やドラマを
英語で見ています。ipadも非常に有効です。短い時間でも、
英語に触れ続けることが進歩につながりますよね。
コメント、深謝いたします。話すというポジティブな姿勢が
必ず英語を学びたいという気持ちに火を付けると考えています。
この気持ちは、人間なら必ず持っている感情だと思います。
なぜなら、人間はコミュニケーションする「いきもの」だから
です。僕はときどき考えます。人間がより良く生きるには、
3要素が必要です。食べ物、運動そしてコミュニケーションです。
僕たち英語教員は言葉の教員です。コミュニケーションできる
生徒をたくさん作りたいですね。