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京都の英語教員今井康人の英語教育の日々 リンクはご自由にどうぞ。


by yasuhitoi
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授業公開は続く

 大学の後輩が授業を見たいという。ハイどうぞと僕。昨日は、宮城県から2名の素敵な
先生方が来てくれた。また、授業公開。そして、今日。10年者研修の一環で授業公開。
9名の先生方が授業を見に来てくれた。生徒と僕の人間関係も見てもらう。僕は生徒を信
頼している。生徒達には、真実を話すことを第一にしている。当たり前のことだ。授業を
一生懸命に行う先生の言うことを生徒は聞いてくれる。これはいつの時代も変わらない。
 プロとして、英語をしっかり教えたい。だからといって僕は、授業を自分のわがままを
行う場所にはしたくない。生徒のために、生徒が快適に、英語を学ぶ環境を作り、僕の指
示をもとに英語ができるようになって欲しいだけである。
 生徒のことを考えれば、学び、気づき、考え、英語を生み出す環境を作りたい。そして、
生徒と僕が授業という文化を創り出す。授業後、お互いに達成感を持ちたいのである。
「自分が納得をして、生徒が一生懸命に、厳しく、楽しく学ぶ授業」をひたすら追求する。
教員は授業ができて当たり前だが、生徒がどれくらい活動しているのか、そこが問題。
どんな授業であれ、生徒がどれくらい動いているか、脳内でどれくらい活動しているかが
問題なのだ。派手で見た目にかっこいい授業はいらない。生徒が授業後、ふーっと息を
吐きながら、復習しようと心に誓う授業をしたいのだ。
 良い授業ができたら、僕の人生は最高である。日々、反省の時は続く。
 こんなことを考えるとき、僕は英語教員になって本当に良かった思う。
 明日も僕は生徒と生きていく。
 では、また。
Commented at 2010-10-30 10:40 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yasuhitoi at 2010-10-31 08:42
平井先生、こんにちは。
先生の苦悩、とても理解できます。僕も長らく悩み続けました。
正確に言うと今も悩んでいます。ただ、今少し違うのが、
英語を学ぶには、理解とトレーニングが必要であるという
ことです。その点において、上級者も初級者も同じです。
授業の中で、学習者のレベルの違いがあっても、教科書の
英文を理解し、音読し、Q&Aを行ない、サマリーを作り、
発表し、内容について自分の意見をいうことが出来れば、
授業の結果は十分に成功だと思っています。
僕の授業では東大を受ける生徒も専門学校に行く子も、
英語を理解して、音読しています。そして発信しています。
英語を使いながら、学んでいます。平井先生が目の前の生徒に
良かれと思うことをダイナミックに実践して行けば、道はひ
らきます。自分の感性を大切にしながら、具体的に授業に
いろいろな手法を取り入れてはいかがでしょう。その点において
僕たち教員も授業方法の学びが必要です。お互い頑張りましょう。
Commented by 平井朋美 at 2010-10-31 21:38 x
ありがとうございます。
自分自身、説明不十分で「やらせる」授業をしているなと
思います。私が不得意だった英語を理解できるようになった時に、
構造や語彙などわかった文章を何度も何度も音読していました。
なので、音読し続けていたらもやもやしているものが繋がって
ひらめく瞬間がくると思い込んでいて、「とにかくやろう!」と
授業をしてしまっているところがあります。
だから、わかってしまっている子にとっては単純作業が退屈で
わからない子にとっても単純作業は苦痛で、結果面白くない表情
をさせてしまっているのだと思います。
生徒のせいにせずに、「なんで」というところをもっと私がよく
考えて授業実践をしてみます。

お忙しい中、コメントありがとうございました。
Commented by yasuhitoi at 2010-11-03 20:11
平井先生
平井先生のご活躍を祈っています。
いい授業を追求していけば、必ずそのようになっていくと
僕も信じています。
by yasuhitoi | 2010-10-21 22:42 | 英語教育 | Trackback | Comments(4)