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京都の英語教員今井康人の英語教育の日々 リンクはご自由にどうぞ。


by yasuhitoi
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久々の休日

 昨日、大阪から戻った。立命館大の山岡先生とお会いし、英語教育のエネルギーを
いただいた。このような先生が日本にいることで、日本は変わっていくことを感じている。
立命館宇治の東谷先生にもお会いできた。いつもの教育に対する熱さは変わらなかった。
同じ立命館宇治の平田先生も来られていた。久々の出会いであった。神戸葺合の竹下先生が
元気な姿で来られていた。現在、京都の大学院で研究活動をしていらっしゃる。
お元気であったので、安心。広島入船の西先生にもお会いできた。
理論と実践がここまでしっかりしている人はなかなかいない。そして、全く、それを
すごいと自分で言わない。賢者こそ、その偉大さには、決して言及しないもののだろう。
 英語教育や英語という言語の奥深さを非常に感じる。深遠なる世界に入れば入るほど
その先にある世界の広さに驚くのである。その教育者たちの努力は歴史と伝統によって
後続の教育者たちが引き継いでいく。
 今回、福井商業の今川先生にもお会いできた。山岡先生にして、もっとも信頼している
先生と言われていた。英語教育実践者たちの集まりに僕はじつに楽しい時間を過ごした。
英語教育は、変革の時を向かえている。英文和訳に授業のほとんどを使って、英語を身に
つけるトレーニングをしていない授業が多い。
 SELHiの研究が進み、インプットの技法は音読によってかなり、前進した。現在では、
インプットをシステムでしっかり行い、しっかりとアウトプットしていくことが求めら
れている。生徒の発進力を育成するプログラムが求められているのである。
 その点から言うと、もうすぐその全体像が出来上がるような気がする。
理解→納得→計画→行動→評価の理論は経済学者ドラッカーの理論である。行動様式は
ドラッカーの理論でかなり行けると思う。
 コミュニケーションは英語でのインターラクションにつきる。受容力と発信力が必要
なのである。違う価値観の人がいて結構。広く受け入れる心と前進するために必要な
行動計画を立てられる人になることが重要なのだ。
 僕たち英語教員は、常に社会性を持たなければならないのだ。
 神奈川大の久保野先生や文教の阿野先生、駒沢女子の太田先生など非常に高い
社会性をお持ちである。だから、多くの英語教員が参考にされているのであろう。
 今回、兵庫豊岡高校の沖先生と福井商業の今村先生が参加された。若い先生方だが
じつに良い感性をお持ちである。40代後半から50代の教員たちは今後も頑張るが、
若い先生たちが歴史と伝統を受け継ぎ、改革していくのであろう。
 じつに愉快な時間を過ごした大阪だった。
 多くの方々に感謝。

 ベネッセ、英語検定協会、美誠社の皆さんにもお世話になりました。
 ありがとうございました。

お知らせです。山口県鴻城高校 松井孝志先生のブログからです。
http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/

「第2回山口県英語教育フォーラム」へのお誘い
第2回 山口県英語教育フォーラム
2009年11月22日 (日)10:00 – 17:30
於: パルトピア山口 (防長青年館)
講師 (敬称略):
今井康人 (北海道函館中部高等学校教諭)
永末温子 (福岡県立香住丘高等学校教諭)
久保野りえ (筑波大附属中学校教諭)
まだ席に余裕がありますので、県内・県外を問わず、
ふるってご参加下さいますよう、お願い申し上げます。
入場料・参加費は無料です。
フォーラムの講演内容など詳しくはこちらのページをご覧下さい。
→ http://cho-shu-forum09.g.hatena.ne.jp/tmrowing/
講師の方の近年の実践等は、過去ログ
→ http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20090915
をご参照願います。
by yasuhitoi | 2009-11-03 12:12 | 英語教育 | Trackback | Comments(0)