頑張る生徒の姿は美しい
2009年 09月 18日
函館中部高校の生徒たちは、睡眠時間も少ないことでしょう。廊下や教室で
音読している多くの生徒たちを見るだけで、こちらは胸が熱くなります。
日頃から音読の重要性を伝えていますから、当然の姿なのですが、一途に
努力している高校生の姿くらい、美しいものはありません。
今日は、新しく来たALTの歓迎会と来週アメリカに帰るALTの送別会を
しました。アメリカ人2人、ニュージーランド人1人、オーストリア人1人
そして、日本人3人の宴でしたが、主要言語は英語でした。ナチュラルスピード
で、会話していくとき、英語を日本語に直していては、瞬時にコミュニケー
ションできません。英語から直接理解していく英語の自動化のシステムを脳内に
構築することが必要です。最初は、英語→日本語→理解に到達していても、
自動化することで、英語→理解になってきます。
<今井の英語習得の話>
語彙を増やし、文法を理解し、長文を読み込んでいく。理解した英文を、
音読していく。音読で、体内に英語を取り込んでいく。何も見なくても、英語が
口から出てくるようになったらこっちのものになる。
英語ができるようになりたかった18から20才くらいの時、僕はよく寝言を
英語で言っていた。自分ではわからないのだが、遊びに行った先の友達に
よく言われたものだ。
英語ができるようになりたいとき、何をするべきか。
「音読・暗写・多読」である。これなら自分でできる。
そして、ネイティブと話そう。コミュニケーションの喜びは英語学習の火に
油を注いでくれるだろう。英語ができるようになった自分を感じる度に、
ますます飛躍する自分を発見する。成長する自分を見つめるとき、大きな
喜びを感じるでしょう。
自分の仕事がいかに重要なもので、人生をかけるに値するもので
あるかを認識するかしないかで人生はおおきく変わります。
自分がやってみたい職業に就けること自体が、幸福なことですね。
偶然にも、多くの職業から英語教員を選び、そこに喜びを感じるなら
これ以上のことはあまりないように思います。英語の授業を通じて
自己実現できる喜びを生徒が感じたら成功かもしれませんね。